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  • 執筆者の写真香織 浜森

官製談合事件「区」報告書について確認しました!


9/5契約にかかる不正行為等再発防止特別委員会がありました。


官製談合事件を受けて、原因究明と再発防止を検討する「議会側」の委員会です。


「区側」の検討委員会では、7月31日に報告書に基づき記者会見をしており、


昨日は、その報告書について質疑を行いました。


以下、委員から出た質問と区の答弁ポイントです。※議事録が出ましたら追記・修正します。


◉区の検討委員会の中立性・公正性


・検討委員会のトップは副区長で政経部の部課長のみ。偏りがあるのでは?

→契約や人事など必要部署に絞った


・当初のメンバーに書類送検されて不起訴になったものの懲罰の対象になった人がいる。区民から見て問題では?

→不起訴なので問題ない。あくまで庁内のルールで懲罰になっただけ。



◉区の有識者会議の中立性・公正性


・第三者委員会ではなく、有識者会議にした。有識者の弁護士には、逮捕前の昨年秋頃から依頼している。どのように中立性・公正性を担保するのか?

→区のことを相談している弁護士の方がより効果的と考えた。問題ない。



◉弁護士費用

・野々上弁護士の費用は随意契約で600万とあるが、3名のそれぞれの契約金額は?

→600万円はアンケート設計などの相談料。有識者としての報酬は個別支払いについては確認して次回答弁する。



◉公判記録との相違

・公判では、元副区長の関与があったとしているが、ヒアリング結果では「具体的関与はなかった」と言い切っている。誰のどのような判断か?

→検討委員会の委員長=副区長の判断。刑事対象になっていないので、何らおかしくない。



◉アンケート調査について

・記名式で対象は係長以上。本来は、全員にした方が良いのでは?

→記名式にして、ヒアリングすることでより有効な調査になるようにした。


・自由記述含めて原文ママか?

→一部要約している。


・マスキングしてでも委員のみでも原文を共有してほしい。

→検討する。


・パワハラとあった議員名、回答した職位など公開しないのか?

→非公開の約束で依頼しているので公開しない。



◉360度多面評価の導入(対策)

・非常に大事だと思うが、三役である区長・副区長・教育長も対象か?

→管理職までで対象ではない。


・兵庫県の例もあり、より権力のある三役を対象にしないと意味がないのでは?

→他区の事例など研究する。

※研究は検討よりも実現性が低い



◎傍聴の御礼と目指すこと

・傍聴して下さった皆さま、どうもありがとうございました。区民の皆さんの目があることで、より意義のある議論へとつながります。


・私が目指すのは、しっかり原因を把握し、抜け漏れなく課題を整理することです。その上で優先順位をつけ、議会で対策すること、区に対策を要求すること、指摘のみで今後の検討とすることに分けたいと考えています。


・一部の委員の中には「政治倫理条例」だけ策定して早く終了すべきとする人もいますが、問題の構造を明らかにしないと意味がないと考えています。


・次回より、インターネット中継が始まります!ぜひ傍聴&録画視聴&ご意見を頂ければと思います。

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